水素とは

水素の抗酸化力について

悪玉活性酸素を取り除く『水素』の抗酸化力にに注目です。

実は水素の還元力はとても弱いのですが、そのため大切な善玉活性酸素とは反応せず、酸化力が強い悪玉活性酸素にだけ反応します。

つまり身体に良いものはそのまま、悪いものだけ無くす、ということ。悪玉活性酸素は水素と反応し水になって無害化されます。

そして水素が、いま医療界で注目されるもう1つの理由が『体の隅々にまで届くこと』です。

素には優れた拡散性があり『水にも油にも溶ける』非常に珍しい性質があります。

さらに水素はあらゆる物質の中で最も小さく、実際の水素分子の大きさは、直径0.0005ミリと言われるミトコンドリアのわずか1/250の大きさです。

水素と美肌について

多くの女性を悩ませる“シミ・しわ・くすみ”は過酸化脂質とメラニン色素が主な要因。

これも酸化力の強い活性酸素が関係しています。

もともと酸化力の強い活性酸素は、不安定な物質で何かと結合しようとする性質があり、肌の中で脂質と結合すると過酸化脂質が生まれます。

酸化したドロドロの脂質は周囲を巻き込み連鎖的に増加。こうして肌のシミ、しわ、くすみもどんどん広がっていってしまいます。

また、美白の大敵・メラニン色素も活性酸素の副産物です。紫外線から肌を守るために活性酸素がチロシナーゼという酵素を活性化させてメラニン色素を増加させてしまいます。

そして理想の肌。しっとり肌、もちもち肌を手に入れるためにも水素の力は期待されています。

肌が潤いを無くす一番の原因は、真皮の中のコラーゲンが酸化し硬化、肌が適性な水分を保持できなくなるためです。古いコラーゲンが酸化して縮むと、これがシワをつくる原因にもなります。

水素の安全性について

ラットにH2水を28日間連続で強制経口投与(20 mL/Kg/day)した亜慢性毒性試験で、全く毒性所見は認められませんでした。前にご説明しましたようにH22は生体内では大腸内の腸内細菌により常時生産されている物質です。

また、H2ガスは酸素ガスおよびヘリウムガスと混合されたガスとして、深海へのダイバーの潜水病予防に利用されています。

これらのことにより、H2の安全性はきわめて高いと考えられます。